とある40代の子宮筋腫治療記

2022年に子宮鏡で子宮筋腫を取りました。

入院初日

前回受診から、あっという間に3週間たち、いよいよ入院の日がやってきました。

コロナ禍のため、入院前にPCR検査を受けさせられます。

あらかじめ指示されていた通り、病院前に到着して入口に入らず受付に電話をします。

すると、看護師さんが迎えに来て小さな掘立小屋に案内され、そこで検査を受けるという段取りです。

初めてのPCR検査・・・鼻の穴に綿棒のようなものを入れて検体を取ります。

鼻がムズムズしましたが痛みはなく、一瞬で検査完了。

その場で20分ほど待機し、看護師さんが戻ってきて陰性確認完了とのこと。

これで入院OKとなり一安心。

 

入退院受付で手続きし、病棟へ。

コロナ禍のため家族も面会禁止でした。

個室を希望したところ、割り当てられたお部屋は、病院の古めな外観とは裏腹に、新しくて綺麗。リニューアルしてからそれ程経っていないようです。

荷物をほどく間もないまま、看護師さんから入院生活の説明があり、いきなり身長・体重の測定(術前検査でも測ったばかりだけど…)。

続いて検温・血圧・聴診器など一通りのチェック。

そして昼食が運ばれてきて病室で食べます。プレートに常食との表示があるのですが、びっくりするくらい量が少ない!でも明日朝には腸を空っぽにしなければならないので、我慢我慢。

食後はあっという間に食器が回収され、今度は麻酔科に呼ばれます。ここで麻酔医による問診とリスクの説明があり、麻酔の同意書に署名。続けて手術担当の看護師から、手術前後のプロセスについてオリエンテーションがありました。

手術室内部の写真も事前に見せてくれます。まあどうせ麻酔で意識ないのですけどね。

 

ここまで怒涛のように進み、ようやく荷ほどきする時間ができました。

持参のハンドソープやペーパータオルなどをセッティングし、レンタルの病院着に着替え。意外と着心地は悪くないです。

さて、あとは診察と術前処置ですが・・・外来が混んでいるのか、なかなか呼ばれず落ち着かない・・・痛いと評判の術前処置、サッサと済ませたいのですが・・・

16時をだいぶまわってからようやく呼ばれ、外来の診察室に向かいます。先に診察室に入った女性は、おそらく私同様、明日手術の人だと思うのですが、平静な表情で戻ってきました。ということは痛くなかったのか、いやいや、そもそも私と同じ処置を受けたとは限らないし・・・と悶々としながら待ち、ついに私の順番が来ます。

 

まずはエコーで筋腫の大きさの最終確認から。3週間前の受診のときより更に縮小しているようです。良かった!

次に消毒ということで液体が入り、続けて子宮口を広げるための器具が入ります。

これはタンポンのようなものと説明されました。内部で水分を吸収して広がることで、子宮口を広げる仕組みだそうです。

ブログやSNSの情報だと、これが痛い(人によっては激痛)という体験談が多かったので心配していたのですが、私の場合、結果的には大した痛みはありませんでした。

痛いというより、お腹が少し重だるい、軽い生理痛のような感じです。

この痛みは人それぞれ、かなり違いがあるようです。

 

この処置のあと、抗生剤と子宮口を柔らかくする薬を出されました。看護師さんによると、この子宮口を柔らかくする薬が効くことによって結果的に痛みもやわらいでくるということで、私は1時間程度で重だるい感触も軽減してきました。痛みが続く場合は追加で痛み止めも出すということでしたが、そこまでは至らず。

何はともあれ、これで第1関門をクリアです!

そして処置後、手術の時刻も決まりました。数人が同日に手術を受けるそうですが、私はたまたま1番目とのこと。不安を抱えたまま長時間待つのはつらいので、これはラッキーでした。

 

夕食は18時。相変わらず量が劇的に少ない 笑

以降はテレビをみながらのんびり、寝る前に指示通り下剤を飲んで本日のミッションは完了。いよいよ明日の手術を待つばかりです。